Milk & Honey

心理カウンセラー:強迫性障害、夫婦カウンセリング、子供カウンセリング、産後鬱のカウンセリングについて

どうして夫婦ケンカを止めることは難しいのか

こんにちは。

前回からの続きになります。

 

この前回書いたステップを踏む前の段階のカップルの場合、どうして話し合いをする事すら難しいのかについて探っていく必要があります。

 

このアプローチも人によって異なるのですが、一般的に「ーーがこれをしてくれないから。」「ーーは分かっていない。」という理由から始まり、怒り、そして悲しみの感情が伴っています。

 

根本にあるのは、「相手に受け入れてもらえていない悲しさや寂しさ」で有ることが本当に多いのです。

 

なんだそんな事?夫婦なんだから無条件に受け入れているに決まっているじゃないか、と思ったあなた。相手を受け入れるというのは、相手の言う事を理解する事です。

 

ただ、文句を言いたい相手の聞き役になることではありません。相手が何を求めていて、なぜそれを思うのか、までが理解です。

 

大事なのは、相手を受け入れる事と、相手の言うなりになる事は全く違うということです。これはバウンダリー(境界線)の話にもなりますが、大事なのは相手の意図を把握しているよ、というジェスチャーなのです。

 

時間が長い必要はありません。5分でもいいので、コーヒー片手に相手の心とシンクロする努力をする。結果、結論、解決策は必要ないのです。

 

人は自分への優先順位が低いと感じる相手を自然と遠ざける傾向があります。そりゃそうですよね。大切にされていると感じる人と一緒にいたほうが気分がいいですから。

 

まず言いたいのは、受容のプロセスに入る事!

 

正直①ー③のステップの最初ができたら、もうあとは簡単です。